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私の備忘録

私の備忘録

バースPart3

ここでめげなかったのが良かったですね。
逆境には強い方です。
開き直りました。
「何がなんでもサラダ以上のものを食べてやる!!!」(食べ物だけかいっ)

ある日帰ったらフルーツケーキがポツンと置いてあった。
(チャーンス!!!)

「食べる?」

(当然です)「ハイッ」

食べてみたらあんまーい甘いケーキでした。
でもこの家でサラダ、コーンフレーク(朝)、
レンジでチンのおかず(夜)、紅茶以外の
初めてみる食べ物

作ったのかな?ふとそう思った私は
誉めまくりました。(また作ってくれますように!!!)
「サイコーに美味しい、あなたが作ったの?」

そしたら次の日もテーブルに置いてあった。

何かが変わってくる気がしましたよ。
また誉めた。

その夜、一緒に紅茶でもと初めて誘われて
下の階でテレビを一緒に見た。
必死でしゃべった。(打ち解け合わなければ!)

次の日ケーキの数が増えていた。
甘いけど、全部たいらげ、また誉めた。
(明日も出してくれよー)

そしてまた次の日
また数が増えていた…さすがにキツイな、と思ったけど。
「ryounojiってほんとうにこのケーキ好きなんだからー」
と初めてうれしそうに笑顔で言ったこの一言で
また張り切って食べた。

数日後先生から、ピクニックがあるので家の方にお弁当を頼むように
との事。

ケーキのおかげで空腹は免れていた私だけど、
お弁当と聞いて、沈んだ…。
「サラダとチンしたおかずだよ…」
友達が「そうだったら分けてあげるよ、それかうちの人に頼もうか?」
ありがとう、でもせっかく打ち解けてきたからガンバリマス。

一応先生にその旨を伝えた
「わかったよryounoji、ちゃんとお弁当作ってくれるよう頼んであげる」
先生、ありがとうっ!




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